予防接種・その他の自費診療

予防接種専用時間

  • 13:30~14:30

・上記以外にも診療時間内であれば接種できますのでお気軽にご予約ください

ご持参いただくもの

  • 母子手帳
  • 保険証
  • 受給者証
  • 市町村発行の受診票
  • 着替え
  • オムツ

予約方法

公式HPまたはLINE公式アカウントからご予約をお願いします。
7日先~30日先までの時間帯予約が可能です。
ご予約の時間帯になりましたらクリニックに来院ください。
当院の予約システムは接種できるワクチンのみが表示される便利なワクチン管理予約です。
接種間隔やお子さんの年齢から自動的に接種可能なワクチンのみが表示されます。
今までに接種した履歴の入力が必要になりますので母子手帳をみながら正確にご入力ください。

予防接種を受ける前に確認

  • 必ず事前に予診票をを記載のうえ、お越しください。
  • 自宅での検温で37.5℃以上ある際には予防接種は延期してください。
  • 予約時間の30分前の飲食は控えてください。
  • 予診票と母子手帳をお忘れの場合は接種ができませんので必ずご持参ください。
  • 市外に住民登録のある方は費用について各市町村にご確認のうえご予約をお取りください。

定期接種と任意接種の違い

定期接種は決められた期間に接種を受けることで公費負担(無料)になる予防接種です。 推奨年齢を過ぎてしまってから接種をする場合、費用の自己負担が必要になります。 定期接種の予防接種には、B型肝炎、肺炎球菌、五種混合、ロタウイルス、BCG、MR(麻疹/風疹)、水痘、日本脳炎、二種混合、子宮頸がんなどがあります。

任意接種は全額自己負担になる予防接種です。 日本小児科学会より推奨されている任意接種はおたふく、三種混合、ポリオ、インフルエンザなどです。

同時接種について

同時接種とは2種類以上のワクチンを1回の通院で接種することです。 効果や安全性は単独で接種したときと変わりません。 同時接種は必要な免疫をできるだけ早くつけて子供を守るだけでなく、保護者の通院回数を減らすこともできます。

ワクチンのスケジュール例(4月以降)

2ヶ月五種混合 1回目肺炎球菌 1回目ロタ 1回目B型肝炎 1回目
3ヶ月五種混合 2回目肺炎球菌 2回目ロタ 2回目B型肝炎 2回目
4ヶ月五種混合 3回目肺炎球菌 3回目
5ヶ月BCG
7-8ヶ月B型肝炎 3回目
1歳五種混合 4回目肺炎球菌 4回目MR 1回目水痘1回目おたふく1回目
(任意)
1歳3~6ヶ月水痘 2回目
3歳日本脳炎 1回目
3歳
(2週間後)
日本脳炎 2回目
4歳日本脳炎 3回目
5~6歳
(年長さん)
三種混合
(任意)
MR 2回目おたふく2回目
(任意)
9歳日本脳炎Ⅱ期
11歳-12歳二種混合(小6)
 or
三種混合
(任意)
HPV(9価)
中学生になったら受けましょう。
半年後に2回目

出典:Know VPD! ワクチンで防げる病気(VPD)を知って子供たちの命を守る
https://www.know-vpd.jp/

任意接種の費用

生ワクチン

ワクチン名料金(税込)
麻疹7,700円
風疹7,700円
MR(麻疹・風疹)12,100円
おたふく7,000円
水痘12,100円
BCG13,200円
ロタリックス16,500円

不活化ワクチン

ワクチン名料金(税込)
A型肝炎8,800円
B型肝炎6,600円
日本脳炎7,700円
不活化ポリオ9,900円
破傷風4,400円
二種混合5,500円
三種混合6,600円
四種混合11,000円
五種混合22,000円
Hib8,800円
小児肺炎球菌13,200円
子宮頸がん・HPV 4価16,500円
子宮頸がん・HPV 9価27,500円
帯状疱疹24,200円
インフルエンザ4,000円
肺炎球菌23価13,200円

当院で受けられる予防接種(ワクチン)

定期接種

ロタウイルス

対象

  • ロタリックスは生後24週までに2回 (ロタテックは3回)、生ワクチンを飲みます。
  • 初回は14週までに始めて2回目以降は4週以上あけます。
  • ロタテックをご希望の方はお電話でお問合せください。(WEB予約はロタリックスのみになります)

疾患の説明

  • ロタウイルスは乳児の胃腸炎を起こす代表的なウイルスです。 嘔吐がひどく水分がとれなくなり脱水で重篤な状態になることがあります。 小さい子ほど入院して点滴する必要性が高くなります。
  • 胃腸炎による痙攣や脳炎を合併することもあります。
五種混合

対象

  • 生後2ヶ月から接種できます。3~8週間隔で3回接種します。3回目接種から6ヶ月以上の間隔をあけて1歳以降に4回目を接種します。1歳を過ぎたら早めの接種を推奨しています。
  • 7歳半を過ぎると任意接種扱いになります

疾患の説明

  • 五種とはジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、Hib感染症を指します。ジフテリアとポリオは現在は国内での感染はほとんどありませんが過去には重症者がでていました。
  • Hib感染症は乳幼児期に髄膜炎や喉頭蓋炎など重症感染症を起こす細菌です。 これらの疾患は命に関わることや後遺症を残すこともある重篤な疾患です。
  • 百日咳は乳児では重症な呼吸困難で命に関わることがあります。 破傷風は怪我をした傷口から菌が入り、痙攣や麻痺をきたす死亡率の高い疾患です。
肺炎球菌

対象

  • 生後2ヶ月から開始。4週間隔で3回接種します。2ヶ月以上後、標準的には1歳から1歳半に4回目を接種します。
  • 2024年10月から20価の肺炎球菌ワクチンの適応が小児にも拡大されますので今後はこちらに変更になります。
  • 5歳を過ぎると任意接種扱いになります

疾患の説明

  • 乳幼児期に敗血症や髄膜炎を起こす細菌です。 肺炎や中耳炎の原因となることも多いです。 ワクチンは主に敗血症や髄膜炎を防ぐ目的に行います。
B型肝炎

対象

  • 生後2ヶ月から接種できます。 初回から4週間以上あけて2回目、さらに初回接種から20週以上あけて3回目接種が標準的な方法です。
  • 1歳を過ぎると任意接種扱いになります。

疾患の説明

  • 代表的な肝炎を起こすウイルスです。 感染が続くと慢性肝炎、肝硬変、肝ガンになることもあります。
Hib

対象

  • 生後2ヶ月から開始。4~8週間隔で3回、3回目から7ヶ月以上あけて1歳以降に4回目を接種します。
  • 2024年4月1日から五種混合ワクチンとなり今後は原則的に五種混合ワクチンとなります。
  • 5歳を過ぎると任意接種扱いになります。

疾患の説明

  • 乳幼児期に髄膜炎や喉頭蓋炎など重症感染症を起こす細菌です。 これらの疾患は命に関わることや後遺症を残すこともある重篤な疾患です。
BCG

対象

  • 初回の肺炎球菌、五種混合が終了した生後5ヶ月以降に接種することが多いです。
  • 1歳を過ぎると任意接種扱いになります。

疾患の説明

  • 結核を予防します。 結核は成人では肺結核の長引く咳や熱が有名ですが、乳児では全身に結核菌がめぐって髄膜炎や粟状結核という致死的な疾患を起こします。
水痘

対象

  • 1歳から接種できます。 1回目の接種後3~6ヶ月たったら2回目を受けるようにしましょう。
  • MRワクチン、おたふくワクチンと同時に接種できますのでなるべく同時に接種しましょう。
  • 3歳を過ぎると任意接種扱いになります。

疾患の説明

  • 水ぼうそうと呼ばれるウイルス感染です。全身に水疱が多発し、重篤な状態になることもあります。
  • 帯状疱疹も同じウイルスが原因で発症します。
麻疹・風疹(MR)

対象

  • 初回は1歳から接種できます。できるだけ1歳になったらすぐに接種するようにしましょう。
  • 2歳を過ぎると任意接種扱いになります。
  • 2回目は小学校入学前(年長時)に行います。
  • 小学校入学直前の3月31日までに接種できなければそれ以降は任意接種扱いになります。

疾患の説明

  • 麻疹は発熱、発疹から肺炎や脳炎などの合併症をきたす疾患で非常に強い感染力があります。
  • 風疹は「3日はしか」とも呼ばれます。 発熱、発疹をきたす疾患で妊婦が感染することで赤ちゃんに重篤な障害がでる可能性があります。
日本脳炎

対象

  • 生後6ヶ月から7歳半まで接種可能です。 標準的には3歳で2回(1~4週間隔)、その後に6ヶ月以上あけて4歳ごろに追加で接種します。 9~12歳に第2期の接種を追加します。
  • 第1期は7歳半を過ぎると任意接種扱いになります。
  • 第2期は13歳を過ぎると任意接種扱いになります。

疾患の説明

  • 蚊が媒介する日本脳炎ウイルスの感染で急性脳炎を引き起こします。 半数程度の方が後遺症を残す治療法のない重篤な疾患です。 日本での発症はまれですが東南アジアなどでは流行があります。
二種混合

対象

  • 11歳以上13歳未満に1回接種します。
  • 13歳を過ぎると任意接種扱いになります
  • 任意接種(自費)になりますが、百日咳の感染予防目的に11歳時の2種混合を3種混合に変更して接種を推奨しております。

疾患の説明

  • 四種混合、五種混合ワクチンに入っているジフテリアと破傷風について追加接種します。
子宮頸がん

対象

  • シルガード(9価)は小学校6年生から高校1年生までの女子に合計2-3回接種します。(15歳以上での開始は3回)
  • 全ての接種を終えるには約6ヶ月かかります。 高校1年生の9月までに1回目の接種をしましょう。

疾患の説明

  • 子宮頸がんの原因の約9割以上がヒトパピローマウイルス(以下HPVと略)が原因とされています。HPVは一度でも性交渉経験のある女性なら生涯に感染する確率は80%以上とされ、0.1%程で癌化してしまうとされています。そのため予防として子宮頸がんワクチンを受けていただくことが非常に重要です。

任意接種

おたふく風邪

対象

  • 1歳から接種できます。 MRワクチンと一緒に1回目を1歳時、2回目を年長時に接種するのがおすすめです。
  • 確実な免疫をつけるため2回の接種がおすすめです (3~5年の間隔をあけることが推奨されます)

疾患の説明

  • ムンプスウイルスの感染で発熱や耳下腺(耳の下にあるだ液腺)の腫れが特徴です。 頭痛をきたす髄膜炎や難聴、精巣炎などの重篤な合併症もあります。
インフルエンザ

対象

  • 生後6ヶ月から接種できます。13歳未満は2-4週間隔で2回接種、13歳以上は1回接種です。

疾患の説明

  • 主に冬季に流行するウイルス感染です。 A型、B型があり、A型は高熱と咳・鼻水などの上気道症状が多く、B型は発熱に加え嘔吐や下痢などの消化器症状がみられることがあります。
三種混合

対象

  • 百日咳抗体の低下と考えられる学童期のお子さんにおける百日咳の流行がみられております。
  • いずれも任意接種(自費)になりますが、年長さん時のMR2期のタイミングで三種混合の追加、11歳時の二種混合を三種混合に変更して接種を推奨しております。

疾患の説明

  • 四種混合、五種混合に入っているジフテリアと破傷風と百日咳について追加接種します。

大人の方の予防接種

MR、水痘、おたふくかぜ、帯状疱疹、インフルエンザ、成人の肺炎球菌などのワクチン接種も行っておりますのでお気軽にお申し付けください。

そのほかの自費診療

項目料金(税込)
任意の乳児健診5,500円
診断書(簡単なもの)3,300円
診断書(複雑なもの)5,500円
保険会社指定用紙の診断書5,500円
診察券再発行110円
斜視の検査550円
血液型検査(他の診察あり) 2,200円
血液型検査(他の診察なし)4,400円
ウイルス抗体検査(別途:診察料)4,400円/1項目
6,600円/2項目
8,800円/3項目
11,000円/4項目
診察のみ2,200円
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